フロン排出抑制法
フロン類は強力な温室効果ガスで、二酸化炭素の100~10,000倍とも言われています。フロン類の排出抑制は地球温暖化防止やオゾン層の保護に大きく貢献します。
このようなことからフロン排出抑制法により、保有する機器は3か月に1回以上簡易点検し、一定規模以上の機器に対し1年または3年に1回以上専門業者に点検を委託しなければならない。点検の記録および引取証明書は機器の廃棄後、3年間保存しなければなりません。フロン類の充填もしくは回収は、第一種フロン類充填回収業者のみ行うことができ点検等により漏洩が見つかった場合は、修理なしでの充填は原則禁止となります。漏洩が一定量以上/年の場合は国に報告しなければなりません。
2020年4月1日よりフロン類の回収が確認できない機器の引取り(排出)は禁止となり、違反した場合には50万円以下の罰金が科されます。対象となる機器は、業務用エアコン、業務用冷凍冷蔵機器となります。家庭用は対象外となります。