一般的な不適正処理が行われる要因・・・
1 排出者は、廃棄物置き場を片づける事が目的になりやすく、その後の処理に関心が薄い。
2 廃棄物処理は、直接的な利益を生み出さないので、コストのみを追求してしまいがち。
3 商品を売買する場合(モノと金銭が逆方向に動く)と異なり、廃棄物処理では廃棄物(モノ)と金銭が同じ方向に動くため、処理業者は(金銭をすでに受け取っている場合は、その後)「責任を持って処分する」という気持ちになりにくい。
4 処理業者に任せきりになってしまい、排出事業者の適正処理に対する知識や認識が不足してしまう。
5 処理業者の実際に携わる作業者の、適正処理に対する知識や認識が不足している。