社長コラム2
私のゴルフはまさに下手の横好きです。本格的に始めたのは45歳になってからでした。
その時思ったのは、年をとってから始めたので、上手くはならないだろう、そのかわりゴルフを楽しもうと思いました。
具体的にはいろいろなゴルフ場に行ってみる、多種多様なゴルフの出会いを楽しむことです。
これから話すのは今までで特に印象に残っている、あるゴルファーから聞いた話です。ゴルフを全くやらない人には理解、想像ができないかもしれませんが。
ゴルフ仲間と千葉県にある習志野カントリークラブに行きました。
3人だったので、1人同伴希望の方が入ってきました。その方(Aさん)は小田急線喜多見駅のそばにビルを所有し、年間約150ラウンドすると言っていました。うらやましい。
Aさんが出会ったたくさんのゴルファーの中で一番変わった人(Bさん)の話を聞きました。
この変人(Bさん)がティーショットした時、Aさんは、目が点になったそうです。
なんと!ティーアップしたボールから数メートル離れ、ドライバーを持ってすたすたと小走りにボールに近づきスイングし、ナイスショットしたそうです。(助走をつけてのナイスショット!)
次のアイアンも、同様に打ったそうです。さすがにグリーン上では、誰もがするように静止して打ちました。
ラウンドが進むと、Aさんは、Bさんのボールがバンカーに入ることを願いました。
やがてBさんのボールが、バンカーに捕まりました。するとまさか、Bさんは小走り打法で打ったそうです。しかもBさんのスコアは、前半、後半どちらも40台でまわったそうです。
こういう面白い話に出会うこともゴルフの良いところではないでしょうか。
きれいな安定したフェード打ちのAさんは、2日後の宮崎でのゴルフに宅急便が間に合うかを心配しながら、私たちと別れました。